精巣腫瘍(がん)というのは10万人に数人しか罹患しないめずらしい病気です。
当然ながらお医者さんの立場からすると、あまりお目にかからない患者と言えるでしょう。
年間の治療実績
そもそも1年間にどのくらいの精巣腫瘍患者が出て、手術や治療をしているのしょうか?
ある調査データでは、精巣腫瘍手術の実施患者や、手術なしの患者も含めて、年間4109件の実績となっています。
年間の合計という風に考えると、ずいぶん少なく感じます。
病院ランキングを参考に
やっぱり治療実績のない病院はこわいですよね。
精巣腫瘍の治療実績でみる病院ランキングという、ありがたいサイトがあるので、ぜひ活用してください。
ランキング上位の病院でも
治療実績のランキングによると、1位の千葉県がんセンターで年間51件、2位の京都府立医科大学附属病院が48件、3位の東北大学病院で46件とあります。
これくらいの件数を毎年受け入れていると、なんとなく安心できますね。
ランキングは上位34位まで掲載されているのですが、このあたりになると、年間10件ほどになってしまいます。
年間10件となると、ちょっと不安になってきますね。
実績0件の病院もある
ところが、これでも上位34位です。
当然ながら治療実績が1ケタ台の件数や、場合によっては0という病院も決して珍しくないのかもしれませんね。
発生頻度から考えると、それくらいになるのも仕方ないのだと思いますが、いざ自分がかかるのであれば、慎重に調べて、なるべく実績のある病院に行きたいものですね。