精巣腫瘍の抗がん剤治療では治療コースがほぼ決まっていて、再発・転移の場合はBEP療法を3,4コースやるそうです。
そもそもBEP療法とは
BEP療法とは、ブレオマイシン+エトポシド+シスプラチンという3つの抗がん剤を併用する療法。精巣腫瘍のなかで最も使用されている化学療法だそうです。
投薬のスケジュール
治療 1~5 日目まで毎日エトポシドとシスプラチンの点滴(静脈内注射)を行います。1、8、15日目にブレオマイシンの点滴(静脈内注射)を行います。その後休薬日を入れ、この期間に副作用の状態を確認しながら治療21日目(3週間)までを1コースとして、同じ内容の治療を繰り返します。
一時退院はしないで治療
よくブログなんかを読むと、コースとコースの間に一時退院なんかをやってることもありますが、できることなら間を空けずに次のコースに入った方がいいそうです。
それは、この抗がん剤治療はがんの進行を止めたり予防したりするのが狙いではなく、完治させることが目的だからです。途中で副作用が出たりしてもなるべく手を緩めず、スケジュール通り投薬をして、がん細胞が回復する前に殺さないといけないのです。
定期的に効果をチェック
抗がん剤治療を頑張っても、効果がなければ意味がないので、定期的に薬の効果をCTで確認するそうです。比較対象にする治療前の基準値を置くため、先日CTを撮ってきました。
後は副作用も酷くならず、スケジュール通り治療が進めばいいんですが。