抗がん剤3クール目が終わり、CTではグレー判定、PETで決着をつけようとするも、検査当日に直前での中止。どうなるものかと、、
翌日ようやく主治医が学会から帰ってきて早速のミーティング。
まずはPET中止の経緯を聞くが、これは若手医師の説明通り。なんでも、抗がん剤治療直後にPETをやると、陽性(がん細胞が生きている)でないのに陽性が出てしまうことがあるそう。
そうなると、必要がない追加の抗がん剤や放射線治療をリスクを冒してすることになるので、一定期間あけてから検査をするらしい。
また、そもそもリンパ節転移の場合、1cm程度までがんが縮小していれば、がん細胞は死滅したとみなして、治療は終了、経過観察で様子をみるのが最近の精巣腫瘍治療の主流とのこと。
つまり、今回の治療はこれで終了、後は経過観察ということで、退院してもオッケーですと、主治医。
2ヶ月を超える闘病生活なので、もっと重みのある治療終了宣言かと思いきや、なんとも拍子抜けする終わり方だ。
その日のうちに退院してもいいと言われるも、いかんせん用意が間に合わないので、次の日に退院ということで、慌ただしく荷作りをし、翌朝慌ただしく退院しました。
次の予定は、1ヶ月後に一度様子を見た後、第一回目の経過観察でCTを撮って異常がないか確認。一応治療は完了したということなので、復帰に向けた準備が次の課題です。