2クール目も後半戦。
といっても、5日間連続の抗がん剤投与も終わり、副作用の吐き気も1番辛い7,8日目を通り過ぎたため、精神的にはずいぶん穏やかです。
9-11日目
骨髄抑制による白血球減少のピークを迎える14日目を睨んで、数値が下がり始める前の方が安全だろうと、2クール目は早めの外泊許可取得。
吐き気のピークは越えたとはいえ、ブレオマイシン投与の翌日ということで、身体はまだ弱っている。病院から自宅まで電車で3駅、普段はなんでもない30分の道のりもけっこうハード。
ようやく自宅に到着し、嫁、7ヶ月の息子と10日ぶりに再会。息子はこの数日間の間でも顔がなんとなく変わった気がする。この時期の子どもの成長は早い。こんな時期にがんで闘病する親父を持ってしまった彼を思うと不憫でならないと改めて実感。
二泊三日の外泊は思う存分食べて、あっという間に終わった。病院だと全く食欲がわかなかったのに、家だとこんなに食べれるなんて、ほんとに不思議だ。
12-14日目
12日目、外泊から戻り早速血液検査を受ける。さすがにそろそろ白血球の減少が始まっているかも思いきや、まだ正常値のままらしい。次の採血は3回目のブレオマイシン投与を予定している15日目とのこと。
吐き気もなく、白血球も正常値とのことで、次の抗がん剤投与する15日目まではなんの予定もないらしい。医師や看護師からも、「暇なんで頑張ってください」とよくわからない励ましを受ける。
確かにこの3日間はヒマでしょうがない。唯一楽しかったのが、学生時代からの親友2人が見舞いに来てくれて、昔と変わらないバカ話ができたことくらい。
そうこうするうちにようやく15日目がやってくる