HANTAMA

がんになっても豊かに暮らす

体験記

納得するためのPET検査を受ける

投稿日:2015年1月16日 更新日:

医師からはCTの画像を見て腹部のリンパ節増大が確認されたということで、転移の診断を受けたわけですが、患者の身としては「それだけで決めるの?」というのが正直な感想です。

なんせ腫瘍は正常値のままだし、リンパ節の場所もメインの所からはちょっと外れている。
それだけの情報で副作用も大きく、長期で入院しなければいけない抗ガン剤治療を決断するのは、ちょっと乱暴じゃないかと思ったわけです。

そんな悶々とした思いを、親しくしているかかりつけの内科の先生に相談してみたところ、アドバイスをもらったのがPET検査でした。

PET検査とは
がん細胞はブドウ糖に反応するため、ブドウ糖と似た成分を持つ放射性物質を組み合わせた薬剤(FDG)を注射し、その薬の集まり具合をPETカメラで映し出すことで、がんの有無や位置、進行度合いを調べる検査のことです。

「そんな検査があるんだったら、なんで進めてくれなかったんだろう?」と軽く主治医に対する不信感を募らせつつ、再度病院へ相談に。

PETを受けたい旨を伝えると、主治医からは「実はカンファレンスでもPETのことを話したんだけど、リンパ節が大きくなってるのは事実だし、何も治療しないわけにはいかないので、抗ガン剤治療になると思う。PETの結果で治療方針が、変わることもないので、やってもしょうがないという話になった」とのこと。

そんな話この前は全然なかったと軽くイラっとしましたが、「結局、確率論的に消去法やるとそういう見解になるのね」と考えることにしました。

それでも患者としてはは確率や効率は度外視して納得いくまで知りたいと思うところ。
主治医に納得して治療を受けたいのでと話をし、PET検査を受けれる病院を紹介してもらました。

予約はスムースに取れて二日後に来てくださいとのこと。
これで、モヤモヤした状態から少し抜け出せるという希望と、いよいよ腹をくくらなければというプレッシャーを感じたのでした。

気になる費用は自費扱いだと10万くらいかかるそうです。
震えそうな金額ですが、最近保険適用できるケースが増えたらしく、がん転移の診断確定ができないようなケースでは、保険が使えるようなことを聞きました。

この辺はちゃんと調べて受診の時には理解して病院に行こうと思います。

-体験記

執筆者:

関連記事

抗ガン剤治療、入院中の仕事とお金を考える①

今回の転移への治療方針では抗ガン剤による化学療法(BEP療法)を勧められています。

no image

会社員の闘病準備。会社とお金のリアルな話

精巣腫瘍の再発・転移を宣告され、その場で抗ガン剤治療を勧められたわけですが、その時真っ先に頭によぎったのが、会社と仕事のことです。

no image

抗がん剤治療の入院準備

抗がん剤治療の入院まであと一週間と日にちが迫ってきました。 今回は最長で3ヶ月ずっと入院というケースもあるので、入院期間を快適に過ごすためにも、準備が大事です。

セカンドオピニオン行って来ました②

静かに始まったセカンドオピニオン。 準備していた質問、大きく5つくらいですが、手短かに伝えました。 先生は、メモを取りながら話を聞いてくれ、こちらが質問を終えたらメモを見ながら順序立てて説明してくれま …

no image

入院前夜。散髪に買い物に最後の晩餐

いよいよ明日に入院を控え、準備の最終確認です。 朝起きたらまずは床屋さんに行ってきました。