寝耳に水の転移の宣告。
けれど呆然としているわけにはいきません。
病気は進行しているので、戦うならば時間との戦いでもあるのです。
まずは現状を正しく理解する必要があるということで、セカンドオピニオンを聞きに行くことにしました。
かかりつけの病院ですること
すぐにセカンドオピニオンを受けたい意思を主治医に伝えてください。
全てはそこから始まります。
主治医にセカンドオピニオンを受けたい旨を伝えると、紹介状やデータ手配の手続きなど進めてくれます。
自分ですること①
セカンドオピニオンを受ける病院を決める
主治医に紹介状を依頼するとセカンドオピニオンを受ける病院について希望を聞かれます。
日頃から準備していれば即座に⚪︎⚪︎病院と答えられるんでしょうが、なかなかそうはいきません。
主治医にどこか良い所があれば紹介してもらうのも手ですし、僕の場合は「一晩考えます。」ということにして、家に帰って自分で調べました。
今はネットでかなり調べられるので、病名とセカンドオピニオン、場所くらいで検索すれば結構出てきました。
自分ですること②
セカンドオピニオンとして聞きたいことをまとめる
せっかくセカンドオピニオンを聞きに行っても何も準備がないと聞きたいことが出て来ません。
僕の場合、聞きたいことを紙に書いてみると、自分の頭の中も整理されてきました。
参考までに、実際に書き出した質問。
・今ある判断材料、画像のデータだけで転移と診断するものなのか?
・より詳しく転移かどうかを調べる方法はないのか?
・治療方針は抗ガン剤以外に選択肢はないのか?
・入院ではなく通院で治療する方法はないのか?
・抗ガン剤を使った場合の副作用とリスクは?
・転院するとしたらいつから治療に入れるか?
この時に意識したのは、がんの専門医がいるかどうかと、化学療法と放射線といった複数の治療方法を持っているところかということでした。
以前、保険会社の人に聞いたのですが、画像からの判断や治療方針の選定は非常に難しく、また自分の病院で取り扱っていない治療方法については最初から選択肢に入らない可能性があるそうです。
費用の目安
ご存知の通りセカンドオピニオンを自費扱いです。
聞いたところでは
・セカンドオピニオンの紹介状やデータ作成で3,000円くらい
・セカンドオピニオンを受ける病院で20,000円前後
とのこと。
病院によって金額は変わるのでもっとかかるところもあるみたいです。
取り急ぎこれらの準備をして、セカンドオピニオンを申し込んだところ、2週間後に受診することになりました。