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体験記

「がん」を家族にどう伝えるか?

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僕は33歳という若さで10万人に1人と言われる精巣がんという病気にかかりました。
働き盛りの30代にとって「がん」は全くの別世界の出来事でした。
同じように生きてきた僕の家族にとっても、きっと青天の霹靂とも言えるニュースだったと思います。
そんなわけで、若くして「がん」になったことをどうコミュニケーションするか、僕の経験をもとに考えてみたいと思います。

僕のおかれた状況
まず僕自身のバックグラウンドです。
33歳で会社員、家族は嫁と二人だけ、お互いの実家は遠く離れた地方にあるといった状況です。
身内には幸運にもがんを患った人もいなく全く免疫がありませんでした。

嫁さんに対して
嫁さんは第一発見者にして、大学病院での検査からずっと同席してもらっているので、全てを知っています。
けれど最初に自覚症状があってから嫁バレするまでは、結局3ヵ月くらいありました。
薄々自分ではマズイと思っていたのですが、嫁さんに話すと、現実を受け止めなければいけないので逃げていたんだと思います。

今から思えばですが、嫁さんには1日も早く伝えてください。
お子さんがいる人であれば、なおさらです。
一番迷惑がかかるのは彼女ですし、自分の苦しい状況をサポートしてくれるのも彼女ですし。
心配かけたくないという気持ちは痛いほどわかりますが、本当に心配をかけるのは伝えた後からです。
心の準備をさせてあげるのもやさしさです。

親兄弟に対して
お互いの実家には、一応あったことは全て話していますが、ちょっと楽観気味に伝えています。
腫瘍ができて検査のために取らないといけない、取ったら悪性だったのだけれど、転移もないのでもう大丈夫、みたいな感じです。
これは状況によって違うと思うのですが、僕のようにお互いの実家が遠いとなかなか顔を見れないので、緊急でなければちょっとオブラートに包んだ言い方の方がいいかもしれません。
きちんと話すのであれば、必ず顔を合わせてからをお勧めします。

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