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体験記

【精巣腫瘍体験記②】ん、タマが硬い!?

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2012年8月某日。
はじまりは夏のお話です。
お風呂に入って身体を洗っていた時に、右のタマの異変を、正確にはなんだかいつもより硬いなーという感じを得ました。
実は少し前に、しこたまタマを殴打することがあったので、硬いのはそのせいで腫れているんだろうと、その時は思い込んでいました。

それから1ヵ月。
特に意識せず過ごしていたのですが、タマは相変わらず硬いまま、そして心なしか大きくなってきた感じがします。
おかしいなーと思いつつも、特に痛みもないので放置してしまいました。
実は後にこれが命取りとなるのです。

2012年11月某日。
タマ硬いまま、大きさも変わらずということで、いよいよ気になって初めてのネット検索をします。

『こうがん、硬い』

ずらずらーっと出てきたのは、「精巣がん」という耳慣れないワードの連続です。。
思いがけない「がん」という言葉の出現に、かなりのショックを受けるが、検索サイトと恐る恐る読み進めるうちに、どうも別の病気(炎症など)の可能性についても記述が多いようです。
後から思えば、完全な現実逃避ですが、自分の症状は「がん」ではなく、そちらだと自分に言い聞かせる。

それからの毎日は本当に鬱になる日々でした。
もちろん早期発見、早期治療がいいのは間違いのですが、病名が確定で死刑宣告されるみたいな気になり、病院へ行くかの葛藤、さらに現実逃避、先のばしモード。。
12月まで引っ張った挙句、「こんな年の瀬に「がん」が見つかると家族が明るい正月を迎えられない」、と無茶苦茶な理由をつけて、とうとう年内の先のばしを確定させてしまうのです。

今から思えばなんてバカなことをと、自分を叱りつけたいのですが、それだけ異常な精神状態だったのでしょう。
皆さんはくれぐれも異変を感じたらスグ病院に行って下さい。
そんな僕がとうとう病院に行く日が来きます。

そこから急転直下、激動の日々が始まるのでした。

【回想録③】嫁バレ、とうとう現実と向き合うことに

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