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医療費と保険

「がん」に対する経済的な備え

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「がん」について心配することってなんでしょうか?
もちろん「自分は死ぬんじゃないか?」や「再発、転移は大丈夫?」といったことは想像されますが、意外と多いのが「経済的な不安」なんです。

未経験者は経済的な不安が大きい
アフラックががん経験者と未経験者に対して実施した「がんに関する意識調査」(http://www.aflac.co.jp/news_pdf/2010082300.pdf)によると、

  • がん経験者にとって、「がん」と知った時に最も心配なのは、「死」や「再発や転移」
  • その一方で、未経験者にとってがんと聞いて最も心配なのは、「治療費(経済的負担)」や「家族」

がんを当事者として経験する前は「死」に対する実感がないので、お金や家族のことが気になるんですね。
たしかに僕自身もそうでした。

高額イメージのがん治療費用
費用に対するイメージについては、

  • がん経験のない人の7割以上が、「200万円程度」「300万円程度」「300万円以上」
  • がん経験者の回答は、「50万円程度」が37%、「100万円程度」が31%

未経験者がイメージしているほどは、実際には費用はかかっていません。
精巣摘出手術と入院だけで済んだからというのが大きいですが、僕も同じような感覚です。

いざとなったら何かと物入りに
それでもがん経験者の中にも、「300万円程度」「それ以上」は12%くらいあります。
いざお金がかかるという状況になったら、入院保険だけではけっこう厳しい気がしますね。
がん治療にかかわるお金の出入りを簡単にまとめると、

主な支出

  • 一時的な治療費(入院・手術)
  • 継続的な定期健診(3か月おきにCTと腫瘍マーカー)
  • 当座の生活費

利用できる補助

  • 高額療養費制度(自己負担が月8万を超えるとを超えた部分について健康保険から払い戻し
  • 有給休暇(1ヶ月くらいの入院までなら何とかなります)
  • 傷病休暇制度(休暇中の給与の70%くらいを支給してくれるところもある)

経済的な備えについて考えるときには、公的補助(健康保険の高額療養費制度など)の仕組みはまずおさえておきましょう。
その上で、会社勤めの方は会社の人事制度、そして民間のガン保険について調べるのが、自分の経験者を振り返るとよかったかなと思います。
実際の金額試算には、がん治療費.com が使いやすかったです。
色々と考えて、もしもに備えましょう。
特に民間保険はいざガンになってしまうと加入できませんので。

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