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子作り

抗がん剤の生殖機能への影響、精子凍結も検討を。

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精巣腫瘍の患者が必ず考えること。
それは「自分の生殖機能はどうなるんだろうか?」ということだと思います。
手術によってタマが1つになるので生殖能力も半分になってしまうのか?というと、そんなことはありません。
それは睾丸摘出後に子どもを授かった僕(はん)自身が1つの証拠です。
ただし、化学療法などの治療によってどのような影響を受けるのか?
実は奥さんに内緒で手術・退院直後にそのあたりも調べていました。

基本的な考え方と抗がん剤の影響
精巣腫瘍になる人はもともと何らかの要因で生殖機能も弱い可能性がある(→僕自身も7年間子どもができませんでした)
この場合、放射線や抗がん剤の影響とは関係なく「もともと不妊症」であるとも考えられ子どもができにくい
ただし、残った精巣が正常であれば妊娠に関しては特に問題がない(→僕の仮説ではこのケース)
抗がん剤治療では精巣にダメージを受ける可能性があり、正常な生殖機能を持っていたとしても精子を作る能力が一時的に、あるいは永久的になくなってしまうリスクがあります。

必要なら精子凍結を
このため、抗がん剤治療が必要な人でこれから子どもが欲しいというケースでは、必ず治療前に自分の生殖能力を調べておき、能力に異常がない場合は精子の凍結保存をしておくことが大切です。
病気の治療が終わり環境が整ったときに凍結保存をした精子で人工授精をすれば、子どもを授かることも可能だからです。
残った方の睾丸から作られた精子で妊娠(自然/人工授精)した場合、がんを罹ったことや抗がん薬治療を受けたことが、子どもに影響することはないと言われています。

冷凍保存(精子凍結)では、精子をマイナス196度(液体窒素を使うようです)で凍結し、半永久的に保存することが可能です。
費用はだいたい5万円程のようです。
不妊治療の病院なんかでも取り扱っていますし、何より担当の泌尿器科の医師に相談すればしかるべき手配をして下さるでしょう。
精子凍結の精子を使っての妊娠については別記事にて。

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