HANTAMA

がんになっても豊かに暮らす

先進医療

がんの三大治療法、最近の傾向

投稿日:2014年8月28日 更新日:

がんの治療には「手術」「放射線治療」「抗がん剤」といった大きく3つの治療法があります。
最近のがん治療では、その中からどれかを選ぶのではなく、治療法を組み合わせて病気と闘う「集学的治療」が主流となっています。

手術
手術では、「がん」とその周辺組織の全部もしくは一部を切り取り、がんを取り除く治療法です。

以前は全身麻酔や開腹術などによって、患者への負担が大きいことがネックになっていました。
また、がん細胞を完全に切り取ることができないケースもあり、医師の力量によっては、温存率やその後の生存率が左右されるという問題がありました。

最近では、検査技術の進歩により早期発見が可能となり、がん細胞が小さければ、開腹術や全身麻酔の必要がなく患者さんへの負担が軽い、内視鏡や腹腔鏡を使った手術が、できるようになりました。

ただし、再発する可能性はないとは言い切れないため、抗がん剤や放射線治療を組み合わせることで、再発リスクを押さえるように、組み合わせによる治療が基本となっています。

放射線治療
放射線治療は「がん」とその周辺組織に放射線を照射したり、小さな放射線源をがんの近くに埋め込むことで、がんを小さくしたり、消滅させる治療法です。

これまでは、副作用の問題や放射線が正常な細胞を破壊して、新たながん細胞を作り出してしまうという問題がありました。

最近では放射線の種類が、X線からガンマ線、陽子線、重粒子線へと技術革新がありました。
また、CTやX線シミュレータを使って正確に照射する技術も高まって、がん細胞のみに少ない放射線で照射が可能となってきました。

抗がん剤
抗がん剤治療は、抗がん剤を点滴や静脈内注射等によって投与して、がん細胞の分裂を抑え死滅させる療法です。

ご存知の通り、副作用が大きく、正常な細胞まで壊してしまうという問題がありました。

最近ではがん細胞だけが持つ特徴を分子レベルでとらえることができる分子標的治療薬というものが開発され、副作用をなるべく抑えて治療できるようになってきました。

-先進医療

執筆者:

関連記事

no image

最新のがん治療法「陽子線治療」

先進医療の中でも最近話題の陽子線治療。ちょっと気になったので、最近の動向について調べてみました。

新しいがん治療も。先進医療を受ける際の注意点

これからの医療の新たな選択肢として注目されている「先進医療」です。 がんをはじめ、様々な病気の治療にその効果が期待できます。