抗がん剤治療を終えて1週間程で退院したのですが、その後の経過、特に副作用や体調についてまとめます。
吐き気や胃のむかつき
闘病中もずっと悩まされた吐き気や胃のむかつきですが、退院時点ではかなり良くなっていました。
退院して2週間くらいは食事する時は少ししんどかったんですが、1日ずつ症状が消えていくような感じでした。
個人差はありますが、味覚というか味の好みも少し変わったようです。
食事については1ヶ月もすれば元通りの量を食べるようになりました。
脱毛と髪の毛の復活
闘病中に1番ショックだった脱毛ですが、回復の早さに驚いたのも髪の毛でした。
抗がん剤治療1クール目には眉毛や他の体毛を含めてほぼ抜けてしまいました。眉毛やまつ毛がないので、かなり人相は悪くなったのですが、しょうがないです。
抜け具合を見て、もとに戻るのは半年くらいはかかるかなーと思っていたのですが、なんと退院して1ヶ月くらいで復活し始めました。
最初は眉毛や頭に産毛のようなのが生えてきて、それがいつの間にかどんどん濃くなって行きました。
2ヶ月経過時点で、伸びかけの坊主頭くらいにはなりました。眉毛やまつ毛と同様です。
驚いたことに、場所によっては抜ける前よりも濃くなってる所もありました。毛の再生力はスゴイです。
めまいと立ちくらみ
抗がん剤の影響で白血球をはじめとした免疫系が弱くなるのは知っていたんですが、どうも貧血気味にもなるようです。
退院時点では一応正常値の範囲内ではあるんですが、入院前よりも貧血気味の数値が出ていました。
特に気にせずに退院して何日か過ごしていたのですが、ある日の朝、起き上がった時に突然激しいめまいに襲われました。
自分でグルグルと回った後に感じるような目が回るタイプのめまいで、ちょっと立てませんでした。
ちょうど外来の予約が入っていた日だったので主治医に相談したところ、貧血から来てるんじゃないかとのこと、ただ本当にそれが原因かはよくわらかない様子です。
結局しばらく続くようだったら耳鼻科や脳外科といった別の課を受けましょうということになりました。
その後数日はめまいを感じる日があったのですが、様子をみているといつの間にか、出ないようになったので、特に他の課を受診することはありませんでした。
足の痺れ
めまいよりもう少し遅れて出てきたのが、この足の痺れです。
首を後ろにして上を見上げるような格好をした後に、下を向くと足の指先が痺れるのです。
タイミング的には退院後3ヶ月経つかどうかといったあたりです。
ある程度時間が経ってるのに、まだ新しい副作用がでるのか?と最初になった時はかなりあせりました。
これについても、しばらくすると感じなくなってしまったので、いまの所は放置してます。
アトピーの悪化
最後にやってきたのが、アトピーのような肌の荒れです。
果たして抗がん剤の副作用かどうかも定かではないのですが、今年の夏は急に腕や背中にニキビのようなブツブツができています。
汗疹かなとも思い、皮膚科に行ったところ、汗疹とニキビとのこと。これについても、毎年少なからず汗疹やニキビができているので、抗がん剤の影響がどこまで出てるのかは不明ですが、今年はひどいです。
何がどこまで抗がん剤の副作用なのかは良くわかりませんが、これが退院してここ数ヶ月の身体の変化です。